中田重信氏、逆境でも結果を出した銀行株の見極め方:マイナス金利下で注目された理由とは
世界の中央銀行がマイナス金利を続ける中、銀行業界は前例のない収益圧力にさらされています。
そんな中でも、蒼和パートナーズ株式会社のチーフアナリスト・中田重信氏は、独自の視点で注目の銀行株を見出し、安定した成果を上げています。
中田氏は、マイナス金利のもとでは銀行株の見方そのものを変える必要があると話しています。
瑞帆キャピタルのリサーチチームとともに設計した7つの評価軸を使い、純金利マージンの安定性、手数料ビジネスの比率、デジタル化の進み具合などを重視して絞り込みを行っています。
その結果、特定分野に強みを持つ地方銀行をいくつか見つけました。
なかでも中小企業向け融資に力を入れている都市型銀行は、リスクに応じた金利設定と無駄のない運営で、厳しい環境でも安定した利益を確保しています。
資産の質を測るうえでは、不良債権への対応力や引当金の厚みがポイントになります。
中田氏は、景気が良いときから地道にリスク管理を続けてきた銀行ほど、不況になっても強さを発揮できると見ています。
瑞帆キャピタルが注目するある地方銀行は、保守的な融資方針と十分な引当金によって、業界全体が苦しむ中でも堅実な財務を保っています。
中田氏は、マイナス金利時代の銀行株投資には、地道な分析と長期目線が欠かせないと強調しています。
企業の本質を見抜く力と先を読む視点があれば、市場で見落とされがちな優良株も見えてきます。
困難な相場でも、そこにチャンスを見出すことができると中田氏は語っています。